平成26年 3月 定例会(第2回) 平成26年第2回
宮古島市議会定例会(3月)
議事日程第1号 平成26年2月25日(火)午前10時開会 日程第 1
会議録署名議員の指名について 〃 第 2 会期を定めることについて 〃 第 3 平成26年度
施政方針について 〃 第 4 議案第 2 号 平成25年度宮古島市
一般会計補正予算(第7号) (
市長提出) 〃 第 5 〃 第 3 号 平成25年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) ( 〃 ) 〃 第 6 〃 第 4 号 平成25年度宮古島市
港湾事業特別会計補正予算(第4号) ( 〃 ) 〃 第 7 〃 第 5 号 平成25年度宮古島市
農漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号) ( 〃 ) 〃 第 8 〃 第 6 号 平成25年度宮古島市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) ( 〃 ) 〃 第 9 〃 第 7 号 平成25年度宮古島市
介護保険特別会計補正予算(第3号) ( 〃 ) 〃 第10 〃 第 8 号 平成25年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ( 〃 ) 〃 第11 〃 第 9 号 平成25年度宮古島市
水道事業会計補正予算(第3号) ( 〃 ) 〃 第12 〃 第10号 平成25年度宮古島市
水道事業会計引継資本金の額の減少について ( 〃 ) 〃 第13 〃 第11号 平成26年度宮古島市
一般会計予算 ( 〃 ) 〃 第14 〃 第12号 平成26年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第15 〃 第13号 平成26年度宮古島市
港湾事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第16 〃 第14号 平成26年度宮古島市
農漁業集落排水事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第17 〃 第15号 平成26年度宮古島市
公共下水道事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第18 〃 第16号 平成26年度宮古島市
介護保険特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第19 〃 第17号 平成26年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第20 〃 第18号 平成26年度宮古島市
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算 ( 〃 ) 〃 第21 〃 第19号 平成26年度宮古島市
水道事業会計予算 ( 〃 ) 〃 第22 〃 第20号 宮古島市
エコアイランドPR施設の設置及び管理に関する条例 ( 〃 ) 〃 第23 〃 第21号 宮古島市
土地取得特別会計条例を廃止する条例 ( 〃 ) 〃 第24 〃 第22号 宮古島市
土地開発基金条例を廃止する条例 ( 〃 ) 〃 第25 〃 第23号 宮古島市
児童館条例の一部を改正する条例 ( 〃 )日程第26 議案第24号 宮古島市子どもの
医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 (
市長提出) 〃 第27 〃 第25号 宮古島市
多目的福祉施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例 ( 〃 ) 〃 第28 〃 第26号 宮古島市墓地等の
経営許可等に関する条例 ( 〃 ) 〃 第29 〃 第27号 宮古島市
奨学資金貸与条例の一部を改正する条例 ( 〃 ) 〃 第30 〃 第28号 宮古島市立幼稚園預かり
保育条例 ( 〃 ) 〃 第31 〃 第29号 宮古島市
離島振興施設条例の一部を改正する条例 ( 〃 ) 〃 第32 〃 第30号 宮古島市消防長及び
消防署長の任命資格を定める条例 ( 〃 ) 〃 第33 〃 第31号 宮古島市
消防手数料条例の一部を改正する条例 ( 〃 ) 〃 第34 〃 第32号 辺地に係る
公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(
総合整備計 画)の変更について ( 〃 ) 〃 第35 〃 第33号 議決内容の一部変更について ( 〃 ) 〃 第36 〃 第34号 宮古島市
伝統工芸品センター指定管理者の指定について ( 〃 ) 〃 第37 〃 第35号 宮古島市
上野トロピカルフルーツパーク農産物加工施設指定管理者の指定 について ( 〃 ) 〃 第38 報告第 1 号 平成24年度(第14期)
コーラル・
ベジタブル株式会社の決算に関する 書類の提出について ( 〃 ) 〃 第39 〃 第 2 号 平成25年度(第15期)
コーラル・
ベジタブル株式会社の
事業計画に関 する書類の提出について ( 〃 ) 〃 第40 諮問第 1 号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ( 〃 ) 〃 第41 〃 第 2 号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ( 〃 ) 〃 第42 〃 第 3 号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ( 〃 ) ◎会議に付した事件
議事日程に同じ 平成26年第2回
宮古島市議会定例会(3月)会議録 平成26年2月25日 (開会=午前10時04分) ◎
出席議員(26名) (散会=午前11時19分)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┃ 議 長(4 番) 眞榮城 徳 彦 君 議 員(13番) 嵩 原 弘 君 ┃┃ 副 議 長(17〃) 佐久本 洋 介 〃 〃 (14〃) 棚 原 芳
樹 〃 ┃┃ 議 員(1 〃) 濱 元 雅 浩 〃 〃 (15〃) 新 城 元
吉 〃 ┃┃ 〃 (2 〃) 粟 国 恒 広 〃 〃 (16〃) 亀 濱 玲 子
〃 ┃┃ 〃 (3 〃) 下 地 勇 徳 〃 〃 (18〃) 下 地 明
〃 ┃┃ 〃 (5 〃) 上 地 廣 敏 〃 〃 (19〃) 垣 花 健
志 〃 ┃┃ 〃 (6 〃) 平 良 敏 夫 〃 〃 (20〃) 富 永 元
順 〃 ┃┃ 〃 (7 〃) 國 仲 昌 二 〃 〃 (21〃) 平 良
隆 〃 ┃┃ 〃 (8 〃) 上 里 樹 〃 〃 (22〃) 前 里 光 惠
〃 ┃┃ 〃 (9 〃) 仲 間 賴 信 〃 〃 (23〃) 山 里 雅
彦 〃 ┃┃ 〃 (10〃) 高 吉 幸 光 〃 〃 (24〃) 池 間 豊
〃 ┃┃ 〃 (11〃) 仲 間 則 人 〃 〃 (25〃) 下 地 智
〃 ┃┃ 〃 (12〃) 西 里 芳 明 〃 〃 (26〃) 新 里 聰
〃 ┃┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ◎欠席議員(0名) ◎説 明
員┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━┓┃ 市 長
│ 下 地 敏 彦 君
│ 会 計 管 理
者 │ 奥 原 一 秀 君┃┃ 副 市 長
│ 長 濱 政
治 〃 │ 伊 良 部 支 所 長 │ 川 満 勝
彦 〃┃┃ 企 画 政 策 部 長
│ 古 堅 宗
和 〃 │ 消 防 長 │ 来 間 克
〃┃┃ 総 務 部 長
│ 安谷屋 政
秀 〃 │ 教 育 長 │ 川 満 弘
志 〃┃┃ 福 祉 部 長
│ 渡真利 健 次
〃 │ 教 育 部 長
│ 田 場 秀
樹 〃┃┃ 生 活 環 境 部 長
│ 平 良 哲
則 〃 │ 生 涯 学 習 部 長
│ 垣 花 徳 亮
〃┃┃ 観 光 商 工 局 長
│ 下 地 信
男 〃 │ 企 画 政 策
部次長 │ 友 利 克
〃┃┃ │ │ 兼 企 画 調
整課長 │ ┃┃ 建 設 部 長
│ 下 地 康
教 〃 │ 総 務 部 次 長
│ 砂 川 一 弘
〃┃┃ │ │ 兼 総 務 課 長 │ ┃┃ │ │ 兼 行
財政改革班長 │ ┃┃ 農 林 水 産 部 長 │ 村 吉 順 栄
〃 │ 財 政 課 長
│ 仲宗根 均
〃┃┃ 上 下 水 道 部 長 │ 川 満 好
信 〃 │ │ ┃┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━┛ ◎議会事務局職員出席者 事 務 局 長 荷川取 辰 美 君 議 事 係 調 整 官 仲 間 清 人 君 次 長 伊 波 則 知 〃 議 事 係 下 地 博 正 〃 補 佐 兼 議 事係長 友 利 毅 彦 〃
○議長(
眞榮城徳彦君) ただいまから平成26年第2回
宮古島市議会定例会を開会いたします。 (開会=午前10時04分) 本日の
出席議員は、26名で
全員出席であります。 会議に入ります前に、教育長から発言の申し出がありますので、これを許可します。
◎教育長(川満弘志君) 4年間の職務半ばにして、辞任せざるを得ない状況に陥り、まことに残念、無念のきわまりでございます。これまで市民に対しておかけしましたご迷惑に対し、おわびを申し上げます。今後は一層の市勢の発展と、とりわけ
教育行政の振興を祈念申し上げ、お互いの精進をお祈り申し上げたいと存じます。まことにありがとうございました。
○議長(
眞榮城徳彦君) 教育長、ご苦労さまでした。退席して結構でございます。 (教育長、退席)
○議長(
眞榮城徳彦君) これより会議に入ります。 本日の日程は、お手元にお配りした
議事日程第1号のとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたします。
事務局長から報告させます。
◎
事務局長(
荷川取辰美君) 議長の命により、諸般の報告をいたします。 去る12
月定例会の閉会後、6件の陳情書を受理し、そのうち4件をお手元に配付の
陳情文書表のとおり付託いたしましたので、それぞれ
所管委員会のご審査をお願いいたします。 そのほかの諸報告につきましては、お手元に配付の報告書によりご了承願います。
○議長(
眞榮城徳彦君) これより日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の
会議録署名議員は、
会議規則第87条の規定により、議長において上地廣敏君と山里雅彦君を指名いたします。 次に、日程第2、会期を定めることについてを議題といたします。 今定例会の会期は、本日2月25日から3月19日までの23日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声多数あり)
○議長(
眞榮城徳彦君) ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から3月19日までの23日間と決しました。 なお、議事の都合により、2月28日、3月3日、4日、6日、7日、10日及び11日の計7日間は休会にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声多数あり)
○議長(
眞榮城徳彦君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決しました。 なお、
会議予定につきましては、お手元にお配りした
会期日程計画表のとおりでありますので、ご了承願います。 次に、日程第3、平成26年度
施政方針についてを議題とし、
下地敏彦市長から説明を求めます。
◎市長(
下地敏彦君) はじめに 平成26年第2回
宮古島市議会の開会にあたり、
市政運営についての基本的な考え方と主要施策の概要を申し述べ、
議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 私は、市長に就任し、5年目を迎えました。この間、「市民とともに歩む
市政運営」を心がけ、地域間の均衡ある発展を目指し、誰もが幸せを実感できる
まちづくりに努めてまいりました。その成果は、市経済の発展をはじめ
住民福祉の向上、教育・
文化活動の充実に見られるとおり、着実に実を結んでいるものと思っています。 昨年度を振り返りますと、東北地方の災害からの一日も早い復興の実現、TPPへの対応、近隣国との利害の調整など国内外に多くの課題がある中、安倍政権が推し進める三本の矢の施策で株価回復をはじめ、個人消費が拡大し、
デフレ経済から脱却しつつあります。また、2020年の
夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催される事が決定するなど、明るい話題に包まれた一年でありました。 本市においては、新
ゴミ処理施設の整備が本格的に開始するとともに、平良港漲水地区の耐震強化と入港船舶の大型化への改良工事が始まりました。加えて、
スポーツ及び
各種イベントを天候に左右されることなく開催できる
スポーツ観光交流拠点施設の整備など、懸案となっていた
ビッグプロジェクトが大きく動き出しました。また、
天然ガスの
試掘調査が城辺保良で始まり、今後の調査結果に大きな期待をしているところです。
農水産業については、肉用牛の販売額が、目標としていた30億円を達成するとともに、
マンゴー生産量も過去最高を記録するなど、農家と行政の一体となった
取り組みの成果が着実に現れています。また、国と粘り強く調整を進めていた水産物の
流通条件不利性解消事業が認められ、漁業者の
生産活動の意欲が高まっていることは、喜ばしいことです。
宮古上布の
生産向上と後継者の育成及び
各種体験交流施設としての活用が期待される
伝統工芸センターが今年4月に供用開始されます。
観光産業については、入
域観光客は前年並みとなる見込みですが、LCCの再就航や韓国からの
チャーター便就航の実現など、これまでの国内外における
誘客活動が着実に成果を上げています。 医療・福祉については、島内で治療が困難な難病患者を支援するため、新たに、渡航費の助成を開始しました。また、昨年6月には、
県立宮古病院が新築され、これにより、安心して
医療サービスを受けられる
体制づくりが整ってきました。 教育については、子供たちの
教育環境を整備するため、
学校規模適正化に取り組んでおり、その一環として
来間中学校と
下地中学校の統合を決定しました。今後は、生徒達の学校生活が充実するよう、支援をしてまいります。
各種イベントについては、30回目を迎える
トライアスロン大会をはじめ、
伊良部大橋の開通、宮古島市
未来創造センター(仮称)、
スポーツ観光交流拠点施設の整備が本格化するなど、記念すべき
イベントや
重点事業を積極的に実施します。 特に、
トライアスロン大会については、
記念大会に相応しい大会とするため、スターターを
安倍首相の昭恵夫人にお願いをしているところです。現在、
首相夫人の来島を機に、市民と幅広い交流が実現できるよう調整しているところです。 さらに、
伊良部地域の住民が長く待ち望んでいた
伊良部大橋が、いよいよ来年1月には開通予定です。本市の
振興発展の起爆剤となる同施設の完成に相応しい、記念式典・祝賀を計画します。 それでは、
市政運営にあたっての基本的な考え方を申し上げます。 第一章
市政運営にあたっての基本的な考え方 1.くらし・
地域経済を支える産業の振興と活性化について 本市の
基幹産業である農業については、農家の高齢化に伴う後継者の育成及び
農業所得の向上が課題です。政府は、農業の
国際競争力の向上を図るため、農地の集積化を推進し、大
規模農業への転換を促進する方針です。この政府の方針に沿って、
農業委員会と
農地利用集積円滑化団体が連携して農地の集積化を推進し、
経営規模の拡大と競争力に優れた農業への転換を促進します。 肉用牛については、
計画交配によりその品質を県内外の
購買者等から高く評価されている一方、購買者が買いやすい市場の
環境整備が求められております。引き続き品質向上に努めてまいります。 水産業については、水産物の
流通条件不利性解消事業が始まったことにより、
島外出荷への道が大きく開けました。今後は3漁協の統合を推進し、漁協の体力向上に
取り組みます。
観光産業については、雇用の確保をはじめ、飲食業、
農林水産業など他産業への波及効果が大きく、市経済を牽引する
リーディング産業です。入域客数は、概ね40万人で推移しており、
宮古観光の認知度は、着実に定着しつつあります。目標である50万人を早期に達成するためには、
国内外向けの
誘客活動を強化するとともに、
受入体制の充実化に向け、
空港施設や観光地などの整備を促進します。 新たな産業と雇用の創出については、6次産業の活性化による
地域経済の活性化を図るため、紫いもの
生産拡大に取り組んでいます。また、新たに、上野野原で
農産物加工施設が完成し、これにより本市の
地場産業の振興が大きく前進するものと期待しています。さらに、企業誘致を促進するため、国内外及び島内問の情報格差の解消に努め、
誘致環境の整備を促進します。 2.
地域資源を有効利用した
環境共生型の
島づくり 本市は、飲料水をはじめ
農業用水の殆どを地下水に頼っており、その
利用システムとしての
エコアイランドの
取り組みは、国の内外から高く評価されております。また、
バイオ燃料の生産や
太陽光発電の設置及び
天然ガスの利活用など
再生可能エネルギーに積極的に取り組んでいる島として注目されています。 そして、島々を取り巻く美しい
自然資源は、悠久の歴史から受け継ぎ、未来につなぐ貴重な財産であることから、行政はもとより市民、そして島を訪れる人々と協働で、その保全に努めます。 また、本市は、不法投棄のゴミ量が不名誉な状態にありましたので、集中的に撤去処理しましたが、未だに、不法投棄する市民が後を絶ちません。残念なことです。 美しく快適な
島づくりは、
市民一人ひとりのモラルの向上が不可欠です。市民が主体となった花と緑の
島づくりを推進するなど、
環境美化に関する
市民意識の向上に
取り組みます。併せて、新たに、「
エコアイランド推進条例」を制定し、
資源循環・
環境共生型の
島づくりを促進します。 3.安全・安心、
健康長寿の
島づくり推進 安全・安心については、
東日本大震災を教訓に市内3カ所に
津波避難施設の整備を進めます。併せて、
市民意識の高揚を図るため、
自治会等と連携し、市内全域での
災害想定訓練の実施や高齢者など、
災害弱者対策を進めます。
医療体制が充実する一方、本市の平均寿命が県下で最も短いという大変ショッキングな状況が明らかになりました。この状況を受け、
市民一人ひとりに対し、自らの健康について真剣に考える
環境づくりを一層強化します。
人口減少への歯止めと子ども数の
増加対策は、市の活性化を図る上で大きな課題です。県は、「
人口増加計画」の策定に取り組んでおり、市としましても、
人口減少要因を詳細に分析し、産み育てる世代の定住促進に向け、対策を講じます。 第二章
重点施策 1.
市民協働の
資源循環型社会の推進 豊かな自然と調和・共生した
資源循環型社会の構築を図るため、
天然ガスの
試掘調査の結果を踏まえ、県と連携を図りながら
天然ガス及び付随水の実用化を目指してまいります。
環境モデル都市については、バイオエタノールの生産や
バイオ燃料の流通、
再生可能エネルギーを効率的に利用する
島嶼型スマートコミュニティ実証事業などを着実に推進し、島の資源を有効に活用した
取り組みを進めます。 地下水の保全については、
水道水源流域である
白川田流域、
東添道流域の
流域境界及び
地下水貯留量等の調査結果を踏まえ、第3次
宮古島市地下水利用基本計画を改定し、
水道水源をはじめとした
地下水資源の
適正管理に努めます。
自然環境については、珊瑚礁や
海岸線等を含めた
海洋資源を観光及び
漁業資源として適切な保全に努めます。 また、
ラムサール条約に登録された与那覇湾の利活用については、
与那覇湾環境総合整備事業計画に基づき、底質改善や水辺公園などの
保全再生整備、
希少生物保護センターなどの
交流学習施設整備を順次行い、貴重な動植物の保護と干潟の保全・利用に
取り組みます。 彩り濫れる美しい島の
景観づくりを推進するため、公園等の緑化・美化を図るほか、
熱帯植物園を花いっぱいにします。 2.
産業振興と雇用の拡大
農業生産基盤の整備については、新たに、
南上原地区、大
牧西地区、
山田地区の3地区を整備するとともに、継続して
東上原地区などの7地区、計10地区の
区画整理事業及び
畑地かんがい施設整備事業を行います。併せて、ほ場へ安定的な
農業用水を供給するため、
地下ダム等関連施設の
維持管理に努めます。 生産性の向上を図るため、肥沃な土壌の確保及び農地の
浸食防止対策に努めます。また、災害に強い農業を推進するため、
農地保全整備事業を活用し、新たに、
来間北地区及び七又地区の
新規地区を整備するとともに、
保良地区など5地区を継続して整備します。さらに、
村づくり交付金事業を活用し、
仲原自治会の
地域農業活動拠点施設を整備します。 さとうきび生産については、農家所得の向上と生産量の拡大を図るため、春植えと株出しを推進します。また、
株出し管理の作業を徹底するよう指導するとともに、新たに、緩
効性肥料の購入に対し助成し、
増産体制を強化します。また、刈り取り時の合理化を図るため、ハーベスターの導入を促進するとともに、
複合経営体の担い手となる
法人経営体の育成に努めます。 マンゴーやゴーヤーなどの園芸作物については、生産量が年々増加していることから、高品質かつ安全で安心な作物を計画的・安定的に供給する産地形成を促進します。また、JAおきなわ新農産物集出荷場が4月に供用開始されることから、効率的な集出荷体制の構築と共選共販体制の強化を促進します。 また、農産物加工処理施設での付加価値の高い特産品開発などへの
取り組みを支援し、宮古島産農産物の消費拡大に努めます。 恒例のマンゴーまつりについては、宮古牛まつりと合同開催します。 消費者ニーズの高い清浄野菜等の新たな栽培技術の確立を目指し、太陽光など
再生可能エネルギーを活用した新技術実証栽培施設ポットファームを整備します。 宮古島産紫いもについては、計画的な出荷体制、一次、二次加工の技術開発の促進及び流通、販売のネットワークを整備し、消費拡大を図ります。 県から買い上げた下地島の農業的利用ゾーンについては、現在、農家との利用権設定に向け取り組んでいるところであります。併せて、基盤整備事業を導入するため、農業振興地域整備計画に基づき、整備を進めます。 森林については、痩せ地や耕作放棄地を対象に土壌改良を行った後、植栽を行い、緑の回復及び増進に努めます。 畜産については、新たに、繁殖生産基盤の拡充・強化及び肥育農家の育成を図るため、優良繁殖・肥育素牛を導入する畜産農家に対し、助成を行います。併せて、新食肉センターの整備に着手します。 商工業については、新たに建築される
伝統工芸センターにおいて、
宮古上布の
生産向上、後継者の育成と合わせて紙すきや藍染め等の体験を実施することにより、観光と連携した施設の運営に努めます。 水産業については、生鮮水産物の輸送費補助を引き続き実施するとともに、漁家民泊の
取り組みを支援するなど、漁業と観光業が連携した「海業」の推進体制を強化します。 観光については、県内外へ観光地としての魅力を情報発信するため、広告宣伝に加え、プロモーションビデオを製作し、併せて、旅行代理店との連携強化を図り、効果的な誘客を促進します。海外からの旅行者の誘客対策については、東アジアをターゲットとして促進します。そのため、県及び関係機関と連携しながら継続的なチャーター便の誘致活動を行うとともに、宮古空港の国際線受け入れ施設の整備に向け
取り組みます。 都市交流事業については、国内外の10自治体との姉妹・友好・交流を通し、文化、教育、経済などの人的・物的交流を積極的に行っているところです。今年度は、岡山県津山市との姉妹都市締結50周年を迎えることから、双方で記念事業を実施します。 3.
健康長寿な
島づくりの推進 生涯にわたり、「健康で」「楽しく」「生き甲斐がもてる」社会生活を推進するため、保健
医療サービスの充実、高齢者・障害者福祉の充実に努め、安心して暮らし誰もが生き生きと暮らせる健康福祉社会の構築に努めます。 医療については、休日・夜間救急診療所の利便性向上に努めるとともに、市民が安心できる
医療体制の構築に引き続き取り組んでまいります。また、近年の救急事案の増加・複雑化に対応するため、救急救命士等の育成確保及び市民のAEDを使用した応急処置の普及・啓発に
取り組み、救命率の向上に努めます。 島外の医療機関での治療を余儀なくされているがん患者や特定疾患患者に対しては、渡航費の支援を行います。これと連動して、県は、離島へき地がん患者や家族の滞在費等の支援措置を4月から実施します。 高齢者の医療対策については、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンの接種費用について助成を行い、負担軽減や肺炎の発病及び重症化予防に努めます。 本市の平均寿命は、県内ワーストと不名誉な結果となっており、その主な要因は、生活習慣病などに起因していることから、家庭と地域、職場が一体となって健康意識の高揚と生活習慣の改善に
取り組み、
健康長寿の島を目指します。 また、手狭となっている保健センターを移転新築し、市民が安心して各種検診や保健・福祉事業のサービスを受けられるよう、「市民総合健康保健センター(仮称)」の整備に向け、準備を進めます。 地域福祉については、地域住民が、共に助け合い暮らしていく
島づくりを推進するため、「宮古島市地域福祉計画」を見直します。また、大規模災害時における災害時要援護者の安否確認・避難支援体制を強化するため、地域ネットワークを構築します。 障がい福祉については、生活支援事業の充実を図るとともに、平成27年度から福祉サービスの利用計画が利用者全員に義務づけられることから、生活の質向上に向け、利用計画を作成します。また、成年後見人制度の普及促進を図るため、社会福祉法人等にその業務を委託し、判断能力が不十分な障がい者や高齢者の権利擁護や利益確保の支援を行います。また、増加傾向にあるうつ病の重度化予防対策として、有効性が認められている認知行動療法を取り入れたデイケアを開始し、自立と社会参加を促します。 高齢者福祉については、住み慣れた地域で健康で安心した自立生活が送れるよう、高齢者見守り事業や長寿大学講座などの支援事業を実施するとともに、高齢者の食生活の向上や閉じこもり予防の
取り組みを支援します。 4.子どもたちが健やかに育つ
環境づくりの推進 保育については、保育施設の増改築を支援し、待機児童の解消と保育環境の整備に努めます。さらに、一時的な預かり保育を行う病児保育事業を新たに実施し、保護者の子育てと就労支援を行います。 また、就学前の幼児教育や待機児童解消の期待がかかる「幼保連携型」の認定こども園の設立支援を行います。 こども医療費については、「自動償還払い方式」に移行し、手続きの簡素化を図ります。 また、次代を担う子どもの誕生を祝福し、その健やかなる成長を願い、新たに、出産祝い金交付金事業を創設します。 児童福祉については、平良地区において児童館の整備に着手し、学童クラブ、子育て支援センターの機能を併せ持つ複合施設として、地域の子供たちに健康増進と情操を豊かにする場所の提供を図ります。 母子保健については、保健指導、健康診査、子育て支援などを行い、母子保健事業の充実に努めます。また、感染症に対する普及啓発を図るとともに、各種予防接種事業を実施し、病気の蔓延防止に努めます。 5.
教育環境の整備と文化・交流の振興 全国学習状況調査の結果において、本市の児童生徒の学力は、全国平均との差は大きく、学力向上への対応は、喫緊の課題であることから、教師の指導力の向上対策を強力に推進します。そのため、教育長裁量予算を活用し、標準学力調査の実施、先進校との交流、研究・研修費等の大幅増額及び各種研修会の開催等を実施します。それにより、教師が各自明確な目標を持って、子ども達の指導の質が高められるよう
取り組みます。併せて、全国学力テストの結果を公表し、学校と家庭が学力向上対策について、役割分担を明確にし、共に連携して対処する方策を講じます。
教育環境の整備については、鏡原、下地幼稚園の2園において、実証モデル園として教育課程外保育(預かり保育)を行い、園児の心身の健全な発達を図るとともに、保護者の子育て支援を行います。 教育施設については、新たに、狩俣小学校校舎及び久松・鏡原幼稚園園舎の改築整備を行います。また、各学校施設等の危険箇所を修繕いたします。 情報教育については、今年度から平良地区の小学校4校と中学校2校をモデル校とし、校内に光回線を整備し、順次、全小中学校にネットワークを構築します。 また、平成23年度から3年間実施した
下地中学校でのフユーチャースクール推進事業及び学びのイノベーション事業については、その成果を踏まえ、今年度から市の実証研究指定校として引き続きICT機器利活用による課題の抽出・分析のための実証を行います。
学校規模適正化については、
来間中学校の
下地中学校への統合を実施します。今後もよりよい
教育環境の整備を図ります。 学校給食については、地産地消を促進するとともに、徹底した衛生管理の下、安全・安心な給食の提供に努めるほか、食に関する指導の充実を図ります。また、調理場の統合及び調理業務の民間委託についても検討します。 生涯学習については、市民学習のニーズに対応した講座を開催するとともに、生涯学習リーダーバンク登録制度の活用と生涯学習フェスティバルを通し、市民の生涯学習活動への参加を促進します。 文化財については、上野地区の伝説と民話に彩られたロマンあふれる散策コースを整備し、新たな観光資源として広く活用します。また、宮古島文化財Web公開システムの追加更新と資料の多言語化を行います。 文化財の保護については、国指定「豊見親墓」の一つである「あとんま墓」の修復を行います。 また、国の名勝及び天然記念物に指定されている「八重干瀬」については、文化財としての価値を適切に保存するため、保存管理計画を策定します。 本市の埋蔵文化財については、発掘した出土遺物の再整理を行い、データベース化や調査報告書のビジュアル版化など資料の常設展示に
取り組み、市民に広く公開します。 文化の振興については、宮古文化協会の機能強化を図るとともに、宮古島の衣・食・住・言語など、テーマに沿って講演や体験機会を提供します。 博物館については、民俗資料のデータベース化及び目録等の資料整備を行うとともに、引き続き企画展、特別展示、子ども博物館講座等を開催し、教育学習や市民が多面的活用ができる開かれた博物館運営を目指します。 こども劇団については、オリジナル創作劇を公演したところ、多くの市民から絶大な好評を得ました。今年度は、県外公演も視野に入れた活動を行うとともに、平成27年度からの父母会主体の運営移行を図り、特色あるこども劇団の構築に
取り組みます。また、心身の成長期である児童・生徒の豊かな創造性と情操の育成を図るため、「みやこじま青少年国際音楽祭」の開催と併せ、運営講座やワークショップを開催し、市民の芸術
文化活動への参加を促進します。 宮古島市
未来創造センター(仮称)については、旧宮古病院跡地の取得に向け、関係機関と協議中です。今年度は、実施設計を行い、平成28年度の開館に向け
取り組みます。
スポーツの振興については、「宮古島市
スポーツマネジメントプラン」に基づき、施設の整備、利活用等を実施します。 また、「宮古島市
スポーツ推進計画」を今年度策定します。 6.交通・生活環境基盤の整備促進
伊良部大橋の開通を見据え、これまでの交通ネットワークを全面的に見直し、総合的なネットワークの確立に向け
取り組みます。 道路については、新たに、発電所前から清掃センターへ抜けるA76号線の整備に着手します。また、大道線の改築工事を継続して行い、車両・歩行者の利便性と安全性の向上に努めます。 上野海岸線及び新里21号線については、道路改良工事と併せ、無電柱化事業を行い、電気・通信の安定供給と観光地の景観向上に努めます。 快適な居住空間を形成するため、竹原地区土地
区画整理事業を継続して行います。 都市公園については、市民及び観光客等が安全安心に利用できる公園の整備と施設の更新、バリアフリー化などを進め、防災公園としての機能を強化します。また、社会人、大学などの野球チームが毎年キャンプに使用している城辺総合公園内に、新たに、ブルペン等の施設を整備します。 宮古空港東側に建設予定の
スポーツ観光交流拠点施設については、平成29年4月の供用開始に向け、今年度から本格的な施設整備に着手します。 県営宮古広域公園については、県の検討委員会による調査検討が進められており、早期整備が図られるよう、県と連携して取り組んでいきます。 平良港漲水地区の複合一貫輸送ターミナル改良事業については、平成29年度の供用開始に向け、国等関係機関と連携し取り組んでいきます。 防災・減災については、宮古島市地域防災計画に基づき、緊急物資の備蓄、海抜表示や避難所看板設置等を行うなど、防災体制の構築を図ります。また、海抜の低い伊良部南地区及び池間地区に
津波避難施設を順次整備します。 消防については、上野出張所に最新のポンプ車を配備し、消防力の充実強化を図ります。 水道については、既存の主要施設の耐震診断調査を実施し、適宜、耐震補強を行います。 公共下水道については、普及促進を図るとともに、長寿命化計画に基づき、改修・修繕等を行います。 新ごみ処理施設については、本格的な建設工事に着手し、併せて、環境影響評価事後調査を実施します。 上野地区の旧ごみ処理施設については、ダイオキシン類の事前調査等を行い、解体撤去工事を実施します。 墓地については、「宮古島市墓地等の
経営許可等に関する条例」を制定し、墓地立地の規制誘導を進め、
自然環境との調和に配慮した集約化に努めます。 男女共同参画については、第2次宮古島市男女共同参画計画「うぃ・ずぅプラン」の浸透を図り、女性登用率の向上に努めます。 地域づくりについては、
地域資源を活用して地域住民が主体となって行う活動を支援するとともに、コミュニティ活動のキーマンとなる人材育成を行います。 防犯対策については、防犯協会及び地域の防犯団体との連携強化を図り、犯罪の防止と市民の防犯意識の高揚に努めます。 交通安全については、交通事故や飲酒運転のない社会構築に向け、警察や交通安全協会と連携し
取り組みます。 生活バス路線については、公共交通機関としての維持と効率的な経営を促進するとともに、学生のバス利用率向上を図るため、回数券購入の一部助成を行います。 伊良部地区については、
伊良部大橋の開通を見据え、交通ネットワークの再編に向け
取り組みます。 下地島空港及び周辺残地の利活用については、現在県が主体となって取り組んでいるところです。本市としては、下地島の地理的優位性を活かした利活用を促進するよう県に働きかけています。 7.行財政計画の推進 財政については、平成28年度から地方交付税の段階的な引き下げが始まります。また、社会保障費は、年々増加が見込まれるなど、財政運営は、厳しさを増すことが予測されます。そのため、財政調整基金の積み増しや財政負担が少ない高率補助事業の導入など、徹底した財政の効率化を図り、財政健全化に努めます。併せて、自主財源の確保のための市税の徴収率の向上及び滞納整理の早期着手と滞納処分を徹底的に実施します。 沖縄振興特別推進交付金(一括交付金)については、将来に向けた個性豊かな魅力ある
島づくりと自立発展を見据えた基盤づくりを積極的に取り組むため、戦略的な事業を展開します。(なお、一括交付金事業については、別表に掲げてありますので参照下さい。) 行政組織については、企画政策部により質の高い行政サービスを推進するため、「振興開発プロジェクト局」を設置します。 総務部は、
東日本大震災の教訓を踏まえ、防災危機管理係を防災危機管理班とし、迅速な災害事業執行が行えるようにします。また、定員適正化については、計画どおり、順調に進んでいることから行財政改革班を廃止し、行財政改革係とします。 福祉部は、地域福祉業務と福祉監査業務を統合し、福祉監査班を福祉調整室とします。これにより、簡素な給付措置支給業務など、対象者が複数課にまたがる業務の一元化を行い、市民のサービス向上に努めます。また、監査業務に加え、事務権限委譲に伴う新たな社会福祉法人の許認可等の業務も行います。 上下水道部は、浄水課の機電係を浄水係へ統合します。 生涯学習部は、生涯学習振興課の生涯学習係を社会教育係へ、また、市民
スポーツ課の体育施設係を
スポーツ振興係へ統合し、業務の一元化を図ります。 おわりに 本市の合併は、本格的な少子高齢化社会の到来を見据え、5市町村が抱える様々な課題を、合併することにより、大局的見地にたって解決し、宮古圏域の一体的な
振興発展を実現することが大きな目的でありました。 合併して9年を迎えていますが、今年度は合併10周年の節目に向け、新市建設計画を精査し、リーディングプロジェクト事業である宮古島市
未来創造センター(仮称)をはじめ、
スポーツ観光交流拠点施設、市民総合健康保健センター(仮称)の整備を推進し、本市の将来像である「心つなぐ結いの島みゃ一く」づくりに努めていきたいと考えています。また、合併特例債の活用期限の延長に伴い、同計画の延長と見直しに着手します。 政府は、沖縄の
振興発展を促進するため、向こう8年間、毎年、3千億円規模の沖縄振興予算を確保することを表明しています。そのため、一括交付金事業をはじめ、本市の
振興発展に資する
重点事業の積極的な展開を強く決意しているところです。 最後になりますが、市民の皆様、そして市議会
議員各位のご理解とご協力をお願い申し上げ、私の
施政方針とします。
○議長(
眞榮城徳彦君) これで
施政方針についての説明は終わりました。 次に、日程第4、議案第2号から日程第42、諮問第3号までの計39件を一括議題とし、提案者から提案理由の説明を求めます。
◎副市長(長濱政治君) 平成26年第2回
宮古島市議会定例会に提出いたしました議案についてご説明申し上げます。 今回提出しました議案は、予算議案18件、条例議案12件、議決議案4件、報告2件、諮問3件の合計39件でございます。 最初に、議案第2号、平成25年度宮古島市
一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。今回の補正額は12億8,381万円の補正増で、歳入歳出予算の補正のほか、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を行い、補正後の歳入歳出総額を369億1,997万円と定めてあります。 次に、議案第3号、平成25年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、3億1,301万3,000円の補正増で、補正後の歳入歳出総額を73億1,411万3,000円と定めてあります。 次に、議案第4号、平成25年度宮古島市
港湾事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、3,547万円の補正減で、歳入歳出予算の補正のほか、債務負担行為及び地方債の補正を行い、補正後の歳入歳出総額を1億7,628万9,000円と定めてあります。 次に、議案第5号、平成25年度宮古島市
農漁業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、135万3,000円の補正減で、歳入歳出予算の補正のほか、債務負担行為の補正を行い、補正後の歳入歳出総額を7,789万6,000円と定めてあります。 次に、議案第6号、平成25年度宮古島市
公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、財源振りかえであります。また、繰越明許費、債務負担行為及び地方債の補正を行っております。 次に、議案第7号、平成25年度宮古島市
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、2億7,756万4,000円の補正増で、補正後の歳入歳出総額を59億6,520万円と定めてあります。 次に、議案第8号、平成25年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、1,206万3,000円の補正減で、補正後の歳入歳出総額を4億3,585万円と定めてあります。 次に、議案第9号、平成25年度宮古島市
水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。今回の補正は、債務負担行為の補正を行っております。 次に、議案第10号、平成25年度宮古島市
水道事業会計引継資本金の額の減少についてご説明申し上げます。公営企業会計制度のみなし償却制度が平成25年度末で廃止されることにより、これまで資本剰余金として処理していた分を平成26年度期首に繰り延べ収益の長期前受金に振りかえる必要があるため、地方公営企業法第32条第4項の規定に基づき、本案を提出します。 次に、議案第11号、平成26年度宮古島市
一般会計予算についてご説明申し上げます。
一般会計予算の総額は367億4,800万円と定めてあります。そのほか、債務負担行為、地方債限度額の設定及び一時借入金の最高額の設定を行っております。 次に、議案第12号、平成26年度宮古島市
国民健康保険事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
国民健康保険事業特別会計予算の総額は71億6,576万3,000円と定めてあります。そのほか、一時借入金の最高額の設定を行っております。 次に、議案第13号、平成26年度宮古島市
港湾事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
港湾事業特別会計予算の総額は1億3,670万2,000円と定めてあります。 次に、議案第14号、平成26年度宮古島市
農漁業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
農漁業集落排水事業特別会計予算の総額は1億3,663万3,000円と定めてあります。そのほか、地方債限度額の設定を行っております。 次に、議案第15号、平成26年度宮古島市
公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
公共下水道事業特別会計予算の総額は7億5,430万4,000円と定めてあります。そのほか、債務負担行為及び地方債限度額の設定を行っております。 次に、議案第16号、平成26年度宮古島市
介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。
介護保険特別会計予算の総額は62億6,035万2,000円と定めてあります。そのほか、地方債限度額の設定を行っております。 次に、議案第17号、平成26年度宮古島市
後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。
後期高齢者医療特別会計予算の総額は4億3,849万6,000円と定めてあります。 次に、議案第18号、平成26年度宮古島市再生可能工ネルギー運営事業特別会計予算についてご説明申し上げます。
再生可能エネルギー運営事業特別会計予算の総額は1,221万7,000円と定めてあります。 次に、議案第19号、平成26年度宮古島市
水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
水道事業会計予算は、収益的収入及び収益的支出で19億7,144万円、また資本的収入で5億5,080万1,000円、資本的支出で10億306万4,000円と定めてあり、不足額については減債積立金等で補填いたします。そのほか、債務負担行為、企業債限度額の設定及び一時借入金の限度額の設定を行っております。 次に、議案第20号から議案第31号までの条例議案についてご説明申し上げます。議案第20号、宮古島市
エコアイランドPR施設の設置及び管理に関する条例。
エコアイランド宮古島周遊エコツアー整備事業により、建築された施設の設置及び管理に関し、必要事項を定めるには条例を制定する必要があるため、本案を提出します。 議案第21号、宮古島市
土地取得特別会計条例を廃止する条例。公用若しくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要がある土地をあらかじめ取得することが見込めないので、条例を廃止する必要があるため、本案を提出します。 議案第22号、宮古島市
土地開発基金条例を廃止する条例。公用若しくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要がある土地をあらかじめ取得することが見込めないので、条例を廃止する必要があるため、本案を提出します。 議案第23号、宮古島市
児童館条例の一部を改正する条例。宮古島市上野児童館の建設に伴い、条例を改正する必要があるため、本案を提出します。 議案第24号、宮古島市子どもの
医療費助成に関する条例の一部を改正する条例。こども
医療費助成の自動償還制度の導入及び用語を改めるには、条例を改正する必要があるため、本案を提出します。 議案第25号、宮古島市
多目的福祉施設設置及び管理に関する条例を廃止する条例。多目的福祉施設として利用予定がないので、条例を廃止する必要があるため、本案を提出します。 議案第26号、宮古島市墓地等の
経営許可等に関する条例。墓地等
経営許可等に関する事務の権限移譲に伴い、条例を制定する必要があるため、本案を提出します。 議案第27号、宮古島市
奨学資金貸与条例の一部を改正する条例。学校教育法の改正等に伴い、条例を改正する必要があるため、本案を提出します。 議案第28号、宮古島市立幼稚園預かり
保育条例。宮古島市立幼稚園において、教育課程外保育を実施することに関し、必要事項を定めるには条例を制定する必要があるため、本案を提出します。 議案第29号、宮古島市
離島振興施設条例の一部を改正する条例。宮古島市振興総合センターの廃止に伴い、条例を改正する必要があるため、本案を提出します。 議案第30号、宮古島市消防長及び
消防署長の任命資格を定める条例。消防組織法の改正に伴い、条例を制定する必要があるため、本案を提出します。 議案第31号、宮古島市
消防手数料条例の一部を改正する条例。地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正に伴い、条例を改正する必要があるため、本案を提出します。 次に、議案第32号から議案第35号までの議決議案についてご説明申し上げます。議案第32号、辺地に係る
公共的施設の総合的な整備に関する財政上の計画(
総合整備計画)の変更について。下里辺地及び伊良部北辺地に係る
公共的施設の総合整備のための財政上の計画(
総合整備計画)の内容を変更するには、議会の議決を必要とするため、本案を提出します。 議案第33号、議決内容の一部変更について。平成25年度
エコアイランド宮古島周遊エコツアー整備事業における、メガソーラー展望台建設場所の地積及び隣接道路の一部の地積の返還に伴い、貸付面積の一部を変更するには、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を必要とするため、本案を提出します。 議案第34号及び議案第35号につきましては、宮古島市伝統工芸品センター及び宮古島市
上野トロピカルフルーツパーク農産物加工施設指定管理者の指定について、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を必要とするため、本案を提出します。 次に、報告第1号及び報告第2号についてご説明申し上げます。
コーラル・
ベジタブル株式会社の平成24年度(第14期)決算に関する書類及び平成25年度(第15期)
事業計画に関する書類を地方自治法第243条の3第2項の規定により提出します。 最後に、諮問第1号から諮問第3号までについては、一括してご説明申し上げます。
人権擁護委員の任期が平成26年6月30日に満了となるため、その後任を推薦したいので、本案を提出します。 なお、議案第2号から議案第9号までの補正予算及び議案第10号、平成25年度宮古島市
水道事業会計引継資本金の額の減少についてにつきましては、先議案件としてご審議を賜りますようお願い申し上げます。 以上、今回提出しました議案についてご説明申し上げました。慎重なるご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
眞榮城徳彦君) これで提案理由の説明は終わりました。 本日の日程は、これで終了いたしました。 よって、本日の会議はこれにて散会いたします。 (散会=午前11時19分)...